愛知大豊橋キャンパス(愛知県豊橋市)構内の学生会館・サークル棟を巡り、大学側が一方的に使用を制限したとして、キャンパスの学生らで組織する同大豊橋校舎学生自治会は9日、大学を相手取り、自治会に施設の管理運営権があることの確認を求めて、名古屋地裁豊橋支部に提訴した。
訴状によると、同大は昨年11月、構内での集会や宣伝行動などには学長の許可が必要で、示威行為は禁止するなどと規定を制定したが、施設は学生による管理運営権が協定で半世紀以上認められているとし、協定の変更に必要な同意もしておらず「大学は管理運営権を侵害している」などと訴えている。自治会の吉村直之委員長は「これまで培ってきた学生自治の精神が踏みにじられている」と話した。
提訴について同大は「訴訟の主張は現時点では把握できていないが、学生と対話を進めながら適切な対応をとっており問題はない」としている。