道新(2026年4月10日)

 【函館】学校法人野又学園(函館)は10日、運営する函館短期大(同)の学生募集を2027年度から停止すると発表した。少子化や四年制大学を選ぶ学生の増加で入学者が減少しているため。同日の理事会で決定した。本年度の入学者が卒業する28年3月末で閉校する見通し。
同短大は1953年、函館商科短大として設立。62年に現名称に変更し栄養士養成を、2009年には保育士養成を開始した。現在は食物栄養学科と保育学科の2学科体制で、1学科の定員は50人。2学年合わせて154人が在籍している。
同短大の学生数は12年度の374人がピーク。少子化などの影響で定員を段階的に減らしたが、23年度以降、両学科で定員割れが続いていた。
沢辺桃子学長(55)は「在校生が不安にならないよう、卒業までしっかり支援していく」と話す。同法人が運営する同短大付属幼稚園は25年度から園児の募集を停止しており、28年3月で閉園する。