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∟なぜ大阪大は「準委任契約」? 雇い止めされた非常勤講師、20年の闘いは最高裁の判断へ(
なぜ大阪大は「準委任契約」? 雇い止めされた非常勤講師、20年の闘いは最高裁の判断へ
田中圭太郎
「他の大学で普通に認められることが、なぜ裁判を起こさなければ認められないのでしょうか」
大阪大学で約30年にわたり英語を教えてきた非常勤講師の新屋敷健さん(65)は、そう疑問を投げかける。
多くの大学では、非常勤講師を労働者として直接雇用しており、一定の条件を満たせば無期雇用への転換も認めている。
一方、大阪大は長年、非常勤講師との契約を「準委任契約」と位置づけ、無期転換を認めず、新屋敷さんら非常勤講師4人を雇い止めした。
大学側を訴えた裁判で、新屋敷さんらは一審では敗訴したものの、大阪高裁は今年5月、契約の形式ではなく実際の働き方を踏まえ、4人の労働者性を認めて逆転勝訴の判決を言い渡した。
現在、大学側が上告し、判断は最高裁へ委ねられている。約20年にわたり大学側と団体交渉を続けてきた新屋敷さんに、長い闘いへの思いを聞いた。(ジャーナリスト・田中圭太郎)
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