■書籍紹介:寄川条路編『キリスト教学校の「犯罪」――明治学院大学〈教科書検閲〉事件』(社会評論社、2023年)

■ブックレット「学問の自由」シリーズ第8弾が出ました。
『キリスト教学校の「犯罪」――明治学院大学〈教科書検閲〉事件』
編者:寄川条路
出版社:社会評論社
発行日:2023年5月31日
A5判ブックレット88頁
本体1,000円+税
ISBN 978-4-7845-1599-8
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4784515992/

■内容:
本書は、明治学院大学事件の概要を説明し、教科書の使用について大学側の主張と教授側の主張をそれぞれ紹介したうえで、裁判所の判断に基づいて事件の要点を整理したものである。本書によって、授業を盗聴したり教科書を検閲したりして、教員を調査し排除していたキリスト教学校の「犯罪」が告発される。

■目次:
序 章 「明治学院大学事件」の概要
第1章 教科書が不適切なので解雇する――大学側の主張
第2章 教科書検閲は自由の侵害である――教授側の主張
第3章 教科書も授業も不適切ではない――裁判所の判断
終 章 「明治学院大学事件」の裁判記録