北星学園大の非常勤講師ら24人が4日、大学側から新年度以降の実質的な給与減額方針が示されたとし、その撤回を求めて個人加盟の労働組合「大学非常勤講師ユニオン」を立ち上げた。授業時間が増えるにもかかわらず、相当分の給与が支払われないのは不当だとして、適切な給与の支払いを訴えていく。
講師らによると、同大は新年度から1コマあたりの授業時間を延ばす一方、回数を減らす。これにより、半期で授業時間は計50分増えるが大学側は1コマあたりの給与を同額としており、本年度より半期で約1万円の引き下げになるという。
講師らは2月中旬の団体交渉で、大学側に授業時間の延長に応じた給与の支払いを求めたが、大学側は方針を変えなかった。同大は詳細について「お答えできない」としている。
4日に札幌市内で結成大会が開かれ、講師ら6人が出席した。代表を務める非常勤講師の森若裕子さん(58)は「給与の引き下げは納得できない。団結して方針の撤回を求めていく」と話した。
3/5(水) 18:02配信
テレビ北海道
札幌の北星学園大学で働く非常勤講師らが来年度からの実質的な賃下げの撤回を求めて労働組合を結成しました。
4日に結成された労働組合は北星学園大学で働く非常勤講師ら24人でつくる「大学非常勤講師ユニオン」です。大学は来年度から半期の講義数をこれまでより1回減らした上で、講義時間を10分延長する方針です。講義の総時間数は増える一方、給与は講義の回数に応じて支払われる仕組みのため、実質的な賃下げになるということです。
大学側の去年の発表以来、非常勤講師2人が個人で地域の労働組合に加盟し大学側と交渉してきましたが、賛同者が増えたため、非常勤講師の組合の結成を決めました。森若裕子代表は「(非常勤という)弱い立場を利用されているという気になりました。学校をつくった時の創立精神に立ち戻り学園を運営してほしい」と訴えています。
大学側との今後の交渉では1講義当たりの単価を上げることを求める方針です。大学側は「交渉中のためコメントできない」としています。