MBSニュース(2/28(火)

大阪産業大学の男性教員が、授業やゼミから外される嫌がらせを受けているとして3月1日に大学側に慰謝料などを求める裁判を起こすことがわかりました。

訴えによりますと、大阪産業大学経済学部の男性教員(50代)は10年以上前、当時の学部長に対し「留学生の単位を不正に認定しようとしている」と指摘したことなどをきっかけに、学部の教授らから必要な経費が承認されないなどの嫌がらせを受けるようになったということです。

2年前には授業の進め方を巡り学生から大学に苦情があったとしてゼミの担当から外され、来年度は全ての授業からも外されるということです。

(男性教員・50代)
「プライドズタズタ。大学教員としての存在価値はもう無い状態ですよね、自分の存在意義がないというか」

男性は大学側に慰謝料など700万円を求め、3月1日に提訴する方針です。大阪産業大学は「個人に関わることなので一切お答えできない」としています。