TBS NEWS DIG(2023年3月6日)

富山大学の昨年度の入試で、物理の解答2問に間違いがあったことがわかりました。採点ミスにより、本来合格とすべきだった受験生5人が不合格、2人が第一希望のコースに進学できなかったということで、大学は学長と理事らが謝罪会見をしました。富山県外の高校教師の指摘で間違いが発覚したということですが、物理の問題作成と解答のチェックには、大学教員13人が関わっていました。1年も前の問題発覚に、人生をくるわせられた受験生がいないか心配です。なぜあってはならない間違いが起きてしまったのでしょうか?大学の言い分とは…。

富山大学 齋藤滋学長:
「この度は受験者を始め関係者の皆様方には多大なるご迷惑をおかけしたこと誠に申し訳ありませんでした」

3月6日午後1時30分、富山大学の齋藤滋学長と、入試を担当する磯部祐子理事・副学長、入試改革担当の鳥海清司学長補佐の3人が謝罪会見を開きました。

富山大学の採点ミスがあったのは、昨年度の富山大学一般入試・前期日程で物理の試験問題のうち2問で、誤った解答を「正解」として採点していたといいます。

このミスで、本来合格となる受験生5人が不合格となったほか、工学部で第一希望のコースに進学できなかった学生が2人いたということです。

採点ミスは、どんな問題でおきたのか?

以下,略…。