読売新聞オンライン(4/5)

2022年度に私立大に入学した下宿生の、受験から入学までにかかった費用は225万5380円(前年度比1%増)と、1985年度の調査開始以来、最高となったことが5日、東京地区私立大学教職員組合連合の調査でわかった。

【図表】返済不要の新しい奨学金の概要

慶応大学(三田キャンパス)

調査は昨年5~7月、関東の1都3県にある11大学・短大の学生の保護者に行い、約4200件の回答を得た。

費用の内訳は受験料や交通費などの受験費用が26万5300円(同4・4%増)、家賃が6万7300円(同0・9%増)、敷金・礼金が24万6700円(同4・8%増)など。授業料などの初年度納付金は、文部科学省の21年度調査から135万7080円とした。