MBS NEWS(2023年4月26日)

授業やゼミの担当から外される嫌がらせを受けたとして大阪産業大学の教員が大学側を訴えた裁判で、大学側は訴えを退けるよう求めました。

訴えによりますと、大阪産業大学経済学部の男性教員(50代)は、10年以上前に単位認定の不正を当時の学部長に指摘したことなどをきっかけに嫌がらせを受けるようになり、学生からの苦情を理由にゼミの担当から外されたり授業を受け持つことができなくなったりしたということです。

男性教員は今年3月、大学側に対して授業やゼミを担当する労働契約上の地位の確認と慰謝料750万円を求めて提訴していました。

4月26日の裁判で、大学側は訴えを退けるよう求めました。男性教員は提訴した直後に大学側から「解雇通知」が届き解雇されたということです。

(大阪産業大学を提訴した男性)
「訴えを起こした直後だったので、それに対する報復としかこちらは捉えられませんでしたけどね」

男性教員はこの解雇についても不当だとして、4月26日に訴えを追加したということです。

▼MBS NEWS HP
https://www.mbs.jp/news/

▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?s…