テレビ高知(5/11)

高知県立大学は「論文に盗用があった」と認定していた男性教授を、停職3か月の懲戒処分としました。

10日付けで停職3か月の処分を受けたのは高知県立大学の男性教授です。大学によりますと男性教授は去年3月、言語学に関する論文を公表しました。7月になり「盗用の疑いがある」との文書が匿名で大学に届き調査したところ、論文には、すでにほかの研究者が書いた論文の文章が引用の適切な明示がないまま複数確認されただけでなく、研究者の了解も得られていないままだったということです。このため大学は今年3月末に「論文に盗用があった」と認定していました。男性教授は「適切に引用している」と話しているということです。

高知県立大学は「誠に遺憾。規則の順守・徹底とチェック体制を厳格化し、再発防止に尽力する」とコメントしています。