日本経済新聞(2023年2月25日)

三重大は25日までに、研究を手伝った学生の勤務時間を水増しした賃金など約260万円を不正請求したとして、生物資源学研究科の50代男性教授を出勤停止1カ月の懲戒処分にした。

大学によると、男性教授は2019~21年度、補助業務を行った学生に支払う賃金の処理で、正式な労働時間に加え、交通費などの経費を含めて支給しようと、相当分の労働時間を加算した勤務実態のない出勤表を作成し大学側に請求。