RAB青森放送(2023.02.28)

青森公立大学で教職員から「学長に暴言を吐かれた」などの相談が複数寄せられていることが大学への取材でわかりました。
パワーハラスメントの疑いがあるとして調査が進められています。

青森公立大学によりますと去年12月から香取薫学長についての相談が複数寄せられました。
相談は業務でミスをした教職員に「ほかの大学ならクビだ」と暴言を吐いたり学内手続きの決裁を求めた教職員に理由を示さず怒鳴ってテーブルを蹴ったなどという内容です。
大学はこれらの言動がパワーハラスメントに該当する疑いがあるとして学長や教職員への聞き取り調査を行っています。

★ハラスメント対策防止委員会 神山博 副委員長

「このたびはお騒がせしたことについて大変恐縮しています 学生も含めて多くの人が関わる事例になりますので拙速にならないよう慎重になおかつ迅速に進めていきたいと思います」

香取学長は大学の聞き取りに対し「記憶がない」などと話しているということです。