NHK京都(03月22日)

京都大学大学院の40代の男性准教授が同じ研究室の職員にセクハラ行為を行ったなどとして、京都大学はこの准教授を停職6か月の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは、京都大学大学院医学研究科の40代の男性准教授です。
大学によりますと、准教授は同じ研究室に所属する非常勤職員に対し、おととし(令和3年)、突然抱きしめるというセクハラ行為を行ったほか、おととしから去年にかけては不快にさせる言動を繰り返したということです。
職員からの申し立てで大学が調査を進めたところ、事実関係が確認されたということで、大学は、教職員就業規則に基づき、准教授を今月15日付けで停職6か月の懲戒処分としました。
准教授は処分を受け入れ、反省の態度を示しているということです。
被害を受けた職員は元学生で、准教授の教え子にあたるということで、京都大学は「誠に遺憾であり、今後、再発防止に努めるとともに、教職員の不適切な行為に対しては引き続き厳正に対処する」としています。